『一番おいしい味噌をご存じですか』 それは、自家製(手前)味噌 家庭で仕込んで、育てた(熟成)させた味噌は思わず自慢したくなりますね。 だから、『手前味噌』 |
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当店のみそ造りは地域の『手前味噌』づくりから始まりました。 農家の多い、当地域では昔から自家製『手前味噌』づくりが盛んです。 自家製『手前味噌』づくりに、麹(糀)を提供しているのが当店です。 今では、糀だけでなく、みそ造りや、小売りも行っています。 |
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“手前味噌づくりはとっても簡単” 当店の味噌も基本的に、同じ仕込み方で造られています。 さすがに機械は使いますが・・・ |
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当店の味噌の特徴は、『手前味噌』づくりそのままの製法で味噌を仕込んでいることです。 秋のお米の収穫が始まる頃・・・・ 当店には、近郷の農家などから、たくさんのお米が持ち込まれます。その多くは、古米・小米・未熟米・被害米です。 美味しい新米は、主食としてその恵みをいただき、 流通できない未成熟米・被害米などは、味噌に加工するために当店に持ち込まれます 味噌製造の教科書を読むと決して利用してはならない未成熟米や被害米ですがご自宅用として味噌に加工することで、保存性を高め、自然の恵みを余すとこなく利用する昔ながらの知恵です。 未成熟米や被害米は米ごとに水の吸水率や麹にしたときの発熱の具合が異なります。このため、1軒ごとに分けて、麹に加工しています。 平均して、1軒あたり30キロくらいの味噌ができあがります。この味噌を1年にわたって、熟成させながら食べられるご家庭や1年たつと味噌の着色が進みますので、淡い色の味噌を好む当地では、年2回分けて味噌の仕込みを依頼され方も多いです。 このため、少量づつ1年を通して(8月は除く)味噌の仕込みを行っております。 |
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西日本の味噌は、日本の代表的な味噌「信州味噌」と比べてたくさんの麹を使います。 山口県にある自家製味噌造りから始まった当店の味噌にも麹(米・麦)をたっぷり使います。麹の割合に比べ、大豆の量が少ないため一度に仕込める量が少なくなります。麹に使われる米や麦のでんぷん質が、発酵の過程で糖分に変化します。このため、麹の多い味噌は、甘口になります. |
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普通の国産材料をたっぷり使うのが当店の味噌です。自家製味噌造りから始まった当店の味噌には、ブランドにこだわらず地元中心の材料を使います。(安定的に生産するために産地等が変更になる場合があります。各商品ページをご覧ください)
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自家製味噌造りから始まった当店ですから、1軒ずつの分量に対応するため、少量ずつを通年生産しています。木製箱・蓋で手作りされた麹を室(ムロ)の中で丁寧に育てています。自家製味噌に添加物を入れことがないように、当店でも麹・大豆・塩以外を使わずに仕込んだ無添加味噌です。 調味料(アミノ酸等)・酒精(アルコール)などは一切使用しておりません.。味噌本来の味と香りを楽しんでいただけます 天然醸造の味噌(加温していない)ですので、熟成中の温度の変化により、色などにムラ生じます。夏を超えた味噌は濃くなり、冬を越えた実味噌は、薄めになります。季節により変化する風味としてお楽しみいただけましたら幸いです。 |
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![]() 生みそとは加熱による殺菌処理を行わない味噌のこと。 麹(糀)をたっぷり使った味噌の中には、消化酵素や乳酸菌・酵母などの微生物が生きています。これらは食品の消化を助けたり、腸内の毒素の排出を助ける働きがあります。 でも発酵により、常温で暫く保存すると写真のように袋が膨らんでしまます。正常な発酵の働きですが見栄えが悪くなってしまいます。 「味噌汁は煮立たせない」、「味噌は火を止めたあとに溶く」と言われるのは、風味のためだけでなく酵素の働きを止めないという意味もあるのです。 |
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“生”味噌のもつタンパク質分解酵素が食材を美味しく変化させます。みそ漬けにした肉や魚のタンパク質を旨味成分に変化させます。 |